クーファン（クーハン）はいつまで使える？どうやって使う？

クーファン（クーハン）という言葉は聞きなれない名前ですよね。調べてみると、フランス語の「couffin : 大きなカゴ」からきているようで、中世フランスの農家の方が農作業中に赤ちゃんを目の届く場所に寝させておくために利用していたものだそうです。

このクーファンに寝ている赤ちゃんの姿は、本当に可愛らしいですよね。新生児フォトの撮影などでも利用されています。

そんなクーファンの実用性や、いつまで使えるの？という疑問を探っていきたいと思います。

クーファンとは？

クーファンとは赤ちゃんを寝かせておける簡易的なベビーベッドです。フランスの農家の方がそうしていたように、ママが家事をする部屋や、キッチンの側などに赤ちゃんを寝かせておくことができます。

ベビーベットと変わらないんじゃない？

と思われるかもしれませんが、クーファンの特徴は

というポイントだと思います。

具体的な利用シーンとしては

自宅では

お昼寝スペースとして…
ママがリビングで家事をしている間、お昼寝の場所としてクーファンを利用。ママも赤ちゃんの顔が見られて安心。高さが低いので添い寝もできます。

お着替えスペースとして…
たとえば、沐浴場所やお風呂の側にクーファンを置き、バスタオルやオムツをセットしておくと、すぐに赤ちゃんを拭くことができます。
イメージとしては、赤ちゃんと一緒にお風呂に入り、バスルームの外にクーファン＋バスタオルをセット。上がったら、赤ちゃんをクーファン内でバスタオルに包んだら、自分も拭きさっと着替えてから、ゆっくり赤ちゃんのお世話をする、、、という利用方法もあります。

外出時には

実家に帰省の際のベビーベッドとして…
帰省時に、赤ちゃんを寝かせておけるスペースとして利用。コンパクトなので、持ち運びも楽ちん。

外出先での赤ちゃんスペースに…
友人宅や、ピクニックなどの際の赤ちゃんスペースになりますし、おむつ替えも行えます。
私の友人は兄弟との公園でのピクニックの際に、赤ちゃんを寝かせる場所としてクーファンを利用していました。側面に立ち上がりがあるのでちょっとした埃除けにもなっていました。

どんな種類があるの？

クーファンは大きく分けると「カゴ製」と「布製」の２種類に分かれます。

カゴ製

なんといってもビジュアルが最高です！
写真を何枚も取りたくなる可愛さ。また安定感がありインテリアにも馴染みます。

価格的には¥5,000〜￥15,000くらいでしょうか。
上を見ると数万円する高い物もあります。また脚をつけるとその分プラスになります。

布製

機能的な商品が多く、多機能でとても便利です。コンパクトに畳めたり、丸洗いができたりするものもあります。
ベッド、おむつ替え、お昼寝マット、プレイマット、バッグと5通りにも使える「バッグdeクーファン」等がおすすめです。

価格的には¥12,000〜¥20,000くらいです。

クーファンはいつまで使える？

クーファンとしての利用は、新生児から寝返りができるようになる3〜4ヶ月目くらいまでとされています。スペース的に寝返りができないことと、寝返りをした時に、倒れてしまう可能性があります。

なんだか使える時期が短いな、、、

と思われるかもしれませんが、生まれてすぐの3〜4ヶ月間は、赤ちゃんからは目が離せないですし、特に初めての子育てだとわからないことだらけで、少しでも便利なものがあると助かる時期でもあります。

必需品ではありませんが、お助けアイテムのひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

こどもが大きくなったら

使える期間の短いクーファン、こどもが大きくなった時どうするか？

カゴ製なら、、、

見た目がインテリアに馴染むカゴ製なら、おもちゃ入れやブランケット入れ、オムツセットをまとめて入れたりちょっとした見せる収納の代わりになります。柔らかい形や素材は、お部屋のポイントにもなりますよ。

布製なら、、、

布製は広げておむつ替えシートにしたり、プレイマットの代わりににもなりますが、立って歩く様になると、そろそろお役目が終わりそうです。

まとめ

使える期間が短いアイテムであるクーファンですが、移動できるベビーベッドとして、新生児期に重宝するアイテムです。

赤ちゃんのアイテムは、その期間にしか使わないものが多数あります。色々な意見はあると思いますが、私としては、自分の育児を助けてくれそうなアイテムは購入の検討をしてみても良いのではないかと思っています。

特に初めて子育てをされる際は、様々なことが「初めての体験」で、どうしたらいいかわからないことだらけです。そんな時に、少しでも便利に、育児が快適になるのであれば、無駄な投資ではないと個人的には思います。

カゴのクーファンに寝ている赤ちゃんを眺める幸せな時間、、、というのも育児にとって大切な時間ですよね。ぜひ検討してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。