出産準備のリストの中に、アロマオイルやリラックスできるCDなどがリストされたりすることがありますよね?
私が出産の為に入院した病院では、「お好きな香りのアロマなど持ってきていただくと、リラックスできていいですよ!」と母親教室で伝えられました。
病院によってはアロマはNGなところもあるようですが、私の病院では持ち込みをお薦めされました。
アロマは必要なの?と悩んでいる方へ、私の体験談をお伝えしたいと思います。
アロマは母親教室でおすすめされた
出産のための入院時に持参するリストは病院から配られたり、たまひよやゼクシィベビーなどに記載されています。病院によって持ち物が違うので、最終的には病院のリストのものを準備することになります。
私が入院した病院では、母親教室で詳しく必要な物品を説明してくれました。その中に、アロマがありました。
「陣痛の時にリラックスできる香りがあるといいですよ。お好きな香りをお持ちください。」と持ち込みをおすすめされました。
特に「この香りがいいですよ!」という指定はなかったのですが、好きな香りを、ということでした。
↓ゼクシィベビーは無料でもらえる情報誌。出産準備の情報も満載なので、登録して損はない雑誌ですよ!
持っていかなかった私
その話を聞いたあと、私がどうしたかといいますと、
持っていきませんでした!!
普段、あまり香りが強いものを好んでいなかったこともあり、アロマは持っていかなかったのです、、、。
当時は、「そんなこと言われても、アロマって効果あるの??」という感じでした。
助産師さんが持ってきてくれたのはラベンダーの香り
そして、いざ始まった陣痛。
お、きたか?と思ってからだんだん短くなる陣痛の間隔。病院に電話連絡すると「5分間隔になってから来てくださいねー」と明るい声で言われながらも、心配で、フライング気味に家を出ました。
そこから出産までの時間はなんと、46時間。
いや、本当に長すぎました(汗)
現在ものんびり屋の我が子が、のんびりとこの人間界に出てくるまで、私はとにかく陣痛との戦いでした。何度も気が遠くなるなか、とにかく辛そうな私に付き添っていただいていた助産師さんから
助「アロマとかお持ちになってますか??」と
私「あ、持ってきてません(涙)」
助「うーん、、、。ちょっと待っててくださいね」
と、持ってきてくれたのは、ラベンダーの精油を垂らしたホットタオルでした。
香りの効果
そのホットタオルの温かさと、ラベンダーの香りが、不思議なくらいに自分に染み渡っていくのを感じました。
なんて、落ち着くんだ、、、
それが、痛みと戦うわたしの印象でした。
出産においては、陣痛や分娩の痛みや不安を和らげるために、アロマオイルが活用されていることは聞いていましたが、いまこの時点までまったく信じていませんでしたので、ある意味驚きでした。
もちろん、個人差はありますし、陣痛の全てが解決されるわけではないのですが、とにかくカクカクしていた神経の角がコロコロと取れていった感覚でした。
アロマの準備をおすすめします
私の場合、病院で用意してれていたので、本当に助かりました。
私が言えることとしては、「アロマの準備をおすすめします」ということです。
病院で準備しておいてくれるところもあるようですが、自分でも持っていると安心ですよね。
退院してからも、赤ちゃんにはあまり香りのないものを、という方が多いと思いますが、私は我が子にはジョンソン&ジョンソンのベビーソープのラベンダーの香りを愛用することになりました。
眠る前のバスタイムでリラックスできるラベンダーの香りは、私の育児を助けてくれたような気がします。
ラベンダーが好きになったのは、極限に近い状態で助産師さんがもってきてくれた香りが、私に刷り込まれたのかもしれませんね!
陣痛や分娩の際に効果的な香りは、いろいろなものがありますので、お好きなものを事前に試しておくといいと思います。
妊婦さんにおすすめのアロマ
私が使用したのは下記の「生活の木」のラベンダーでした。
生活の木 ラベンダー
ラベンダーの香りは、皆さんご存知かと思いますが、生活の木は、全国に店舗を持っているので、香りを嗅いでみたい方は、体調がよければお店に足を運んでみるのもおすすめです。
生活の木店舗情報←店舗情報はこちらをチェック
他にもマタニティに特化した香りは以下のようなものがありますので、どんな香りがいいか悩まれる方は、マタニティ用にブレンドされたオイルもおすすめです。
「バースサポート」ブレンドアロマ
AMOMAという赤ちゃんと母乳育児の専門ブランドが開発した香りです。
バースサポートは、「少しでもスムーズに早く出産したい!」と願う妊婦さんのためにマタニティアロマセラピストブレンドした出産用アロマオイルです。クラリセージ、ジンジャー、ジャスミン、レモングラスのさやわかスパイシー系の香りです。
「マタニティリフレッシュ」ブレンドアロマ
こちらもAMOMAの香りです。
マタニティリフレッシュは、むかむかした気分や、どんよりした気持ちを和らげてくれるようにブレンドされたオイルです。
レモン、グレープフルーツ、ベルガモットのさわやかな柑橘系の香りです。
「アロママ」ブレンドアロマ
「アロママ」は天然オイル専門店の「マカダミ屋」さんが出しているママを応援するブレンドアロマのシリーズです。
妊娠、出産期におすすめとしては、「アロママ マタニティ」があり、ヒーリングとリラクゼーションの二つの香りがあります。
オレンジのラベルは妊婦さん用にブレンドされた、レモン、グレープフルーツ、マンダリンの香りです。
ピンクのラベルは出産用ブレンドで、レモングラス・ペパーミント・ジンジャー・ラベンダーの香りです。
「TUWARI」 ブレンド エッセンシャルオイル
こちらは高品質なアロマオイルを扱う、&SHの妊娠初期の体調の変化に合わせてブレンドされたオイルです。
レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ベルガモットの香りです。
使用上の注意点
アロマオイルは、妊娠初期や授乳中は使用を控えた方がよいと言われることがあります。また、アレルギー体質の方は、使用前にパッチテストを行うようにしましょう。
また、妊娠中は昨日好きだったものが今日は苦手、ということもあるようなので、数種類持っておくのも良いかもしれません。
ぜひ、産婦人科医や助産師さん、アロマの専門店の方に相談してみてください。
まとめ
「アロマ」に対して懐疑的だった私が、出産時の体験をきっかけに、その効果を実感することができました。
苦手だと思っていたことが、何かのきっかけで変わることはあるんだなと、この体験を通して気付かされました。
妊娠期間中や子育て中は、自分が意図しなくても気持ちがゆらゆらと揺れ動く期間です。アロマを上手く使って、妊婦・子育て期間を楽しんでいきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。
コメント