こどもちゃれんじは、「じまじろう」でお馴染みの、0歳から始められる幼児教育講座です。我が家も0歳から小学生にあがる直前までお世話になりました。
子どもたちの成長に合わせた楽しい学習プログラムが特徴ですが、年中さん向けの「すてっぷ」と年長さん向けの「じゃんぷ」では、
・タブレットを使って学習できる「こどもちゃれんじタッチ」
・従来の紙教材とエデュトイ中心の「こどもちゃれんじ」
という2つのコースがあります。
それぞれに魅力があって、どちらを選ぶか迷ってしまいますよね。
先に結論からお伝えすると
・ゲーム感覚で取り組みたいお子さん
・就学前の学習をこどもちゃれんじで完結させたい
・共働きでできるだけ自学自習してもらいたい
という方にはタブレットを使う「こどもちゃれんじタッチ」
・手先を使ったワークやごっこ遊びが好きなお子さん
・他の学習教材や公文なども併用する
・子どもとのコミュニケーションを楽しみたい
という方には紙教材やエデュトイを使う「こどもちゃれんじ」
というのが、私のおすすめコースです!
今回は、2つのコースの違いを徹底解説します!お子さんやご家庭にあった学習スタイルを見つけていきましょう。
選べる2つのコース
「こどもちゃれんじ」は、0歳からはじめることができ、年齢に合わせた教材が毎月送られてくるシステムです。
年中さん向けの「すてっぷ」と年長さん向けの「じゃんぷ」では、2023年からタブレットで学習することができる「こどもちゃれんじタッチ」という新コースが始まりました。
小学生講座では、以前からタブレットを使った講座が行われていて、とても人気あります。そして年中、年長さんのコースでもタブレットを使ったコースが始まりました。
小さい時から続けてこられた方も、年中になるときに
・こどもちゃれんじ すてっぷタッチ
・こどもちゃれんじ すてっぷ
のどちらにしようか迷いますよね。
子どものタブレット好きは、子育て中のご家庭には説明する必要もないと思いますが、「こどもちゃれんじタッチ」は、その子どもの遊び心を刺激してくれる教材です。
一方で、紙のテキストとエデュトイ(知育おもちゃ)で行う従来型の「こどもちゃれんじ」にも、もちろん良さはあります。
まずは、このふたつの特徴を探っていきましょう。
こどもちゃれんじタッチの特徴
まずは、タブレット使う「こどもちゃれんじタッチ」の特徴です。
メリット
1. ゲーム感覚で学べる
タブレットを使って、ゲーム感覚で学べるアクティビティが盛りだくさん!みんな大好きなキャラクターしまじろうと一緒に問題を解いたり、動画や音声でわかりやすく教えてくれるのが特徴です。
音声で何をやればいいか教えてくれます。
2. 持ち運びが便利
タブレット1台あれば、外出先でも学習ができるので、忙しい家族にもぴったり。電車の中や待ち時間に、ちょっとした学習時間を取ることができます。
3. 自学自習がしやすい
「タッチの時間だよ!」としまじろうが呼びかけてくれたり、丸つけをしてくれるので小さなお子さんでも自分ひとりで学べるように作られています。忙しい親御さんにぴったりな教材です。
メリットはゲームのような感覚で学習できるということと、大人の手間が少ないことだと思います!
デメリット
1. 紙教材よりも高い
タブレットを使うため、紙の教材よりも金額が高いです。
紙教材:月2,730円(年払い)
タッチ:月3,230円(年払い)
となっていて、月々500円の価格差があります。
タブレットの機器代といってしまえばそうなのですが、何かとお金のかかる子育て期は、できるだけ月々の出費は抑えたいですよね。
2. 便利な反面、コミュニケーションがとりにくい
学習の管理や丸つけまで全てやってくれるタブレット教材ですが、タブレット内での学びが多くなるので、家族との遊びを通してのコミュニケーションが少なくなる可能性があります。
タブレット以外にも鉛筆で取り組むワークが年に3回、とけいマスターなどのエデュトイも届くので、たまには家族で取り組んでみるのも良いかもしれません。
体感する、というよりは映像で学習するイメージですね。
こどもちゃれんじ(紙教材)の特徴
絵本やさまざまなエデュトイ(知育おもちゃ)が魅力の従来型のコースです。
メリット
1. 実際に手を動かして学べる
紙教材は、実際に手を動かして学習するので、子どもの手先の発達にも効果的です。また、大きな恐竜のポスターや人体の図などがついてくるのも、紙や本ならではの魅力のひとつです。
大きな写真やポスターは迫力があり、驚きや発見があります。
2. 自分のペースで学習できる
紙の教材は、子どものペースに合わせて進めることができ、何度でも復習できるのが特徴です。いったりきたり、パラパラと全体を眺めたりできるのは紙教材ならではです。
また、画面を見続けるデジタル学習が気になる場合は、紙の教材が安心です。
3. 家族でのコミュニケーション
絵本やエデュトイは、家族でのコミュニケーションのきっかけにもなってくれます。ご兄弟がいるご家庭などは、一緒に楽しむのもいいですよね!
ワークの丸つけは面倒ではありますが、その分「よくできたねー」「おしかったねー」と声がけできるのは、子どもとの関わりの中で重要だと思いますよ!
教材で入ってくる「お手伝い隊」のユニフォームや隊員証で、ごっこ遊びしながらお手伝いしてもらうのもいいですよね!
デメリット
1. 丸つけや確認が必要
紙教材なので、ワークに取り組んだら、丸をつけたりする必要があります。また、ワークはじめて解くときには、少し説明してあげると、お子さんも取り組みやすいと思います。
2. 物が増える
タブレットと比べて、どうしてもエデュトイやワーク、絵本などの物が増えがちです。とはいえ、年間の教材は棚一段分くらいでおさまります。
ワークや絵本は一緒に取り組む!というイメージです。
2つのコースの比較表
各コースを表で比較してみましょう。
特徴 | こどもちゃれんじタッチ | こどもちゃれんじ(紙教材) |
---|---|---|
学習方法 | タブレット学習 えんぴつワーク エデュトイ | ワーク(紙教材) エデュトイ 絵本 |
視覚効果 | 動画や音声あり(タブレット使用) | 実物教材 |
しまじろうクラブアプリ | スマホ等で視聴可能 (専用タブレット使用不可) | スマホ等で視聴可能 |
持ち運び | タブレット1台でOK | 紙教材を持ち運ぶ |
子どもの反応 | 画面に集中しやすい | 実際に手を動かして学ぶ |
親の関わり方 | こどもが自学自習しやすい | 一緒に取り組む場面が多い |
月額料金 | 年払い 38,760円/年(月3,230円) 月払い 月3,990円 | 年払い 32,760円/年 (月2,730円) 月払い 月3,290円 |
タブレット購入 | 6ヶ月継続で無料 | なし |
タッチで使うタブレットは、6ヶ月継続すると無料になります。6ヶ月満たない期間で解約するとタブレット代金として8,300円支払うことになります。
また、こどもちゃれんじでは、タッチでも紙教材のコースでも利用できる「しまじろうクラブアプリ」が充実しています。
しまじろうクラブアプリを、ご自宅にあるタブレットやスマホに入れれば、映像やアプリの中のワークを家でも外出先でも楽しむことができますよ。
タブレット学習への心配事
便利で子どもも楽しいタブレットですが、心配事もありますよね。
こどもちゃれんじのタブレットは、子どもたちが安全に使えるように、下記の対策をしています。
外部接続不可
デジタル機器でなによりも一番心配なのは、外部との不要な接触ですよね。
こどもちゃれんじの専用タブレットは、ご家族のスマホとこどもちゃれんじのみに接続可能になっています。誤ってへんなサイトに飛んでしまったり、メッセージが送られたりすることがないので安心です。
ブルーライト調整機能と時間制限
目への影響が心配なデジタル機器ですが、6段階でブルーライトの強さを調整することができます。
また、やりすぎ防止のために30分取り組むと制限がかかるようになっています。制限は大人がロックを外せばまた使うことが可能です。
ちなみに、掛け算の答えを入力してロックを外すので、掛け算ができる子はロックを外せちゃいます!
どちらを選ぶべき?
「じゃんぷタッチ」年間教材
「じゃんぷ」年間教材
タッチと紙教材だと物量に差が出ます。
選び方のポイントは、子どもの性格や生活スタイルに合わせて選ぶのが良いと思います。
どちらも、良いところがあるので悩ましいですが、私のおすすめとしては、
・ゲーム感覚で取り組みたいお子さん
・就学前の学習をこどもちゃれんじで完結させたい
・共働きでできるだけ自学自習してもらいたい
という方にはタブレットを使う「こどもちゃれんじタッチ」
・手先を使ったワークやごっこ遊びが好きなお子さん
・他の学習教材や公文なども併用する
・子どもとのコミュニケーションを楽しみたい
という方には紙教材やエデュトイを使う「こどもちゃれんじ」
です!
ちなみに、こどもちゃれんじの公式Q&Aでもこんな風に紹介されています。
こんなかたは〈すてっぷタッチ〉がおすすめです。
・今のうちにデジタルに慣れさせておきたい
・子どもがひとりで解き進められるものがいい
・なるべく物は少なく済ませたいこんなかたは〈すてっぷ〉がおすすめです。
引用:こどもちゃれんじ公式HP Q&Aより
・今の時期は、紙に書く体験が大事だと思う
・子どもが楽しめる教材はたくさんあった方がいい
・丸つけなど、ある程度子どもの学習に関わりたい
デジタルの手軽さ、楽しさを求めるなら「タブレット型」
家族のコミュニケーションのツールとしたいなら「紙教材の従来型」
という感じでしょうか!
まとめ
小学生に向けての準備ができます!
こどもちゃれんじタッチとこどもちゃれんじ(紙教材)は、それぞれに魅力があります。
タブレットでの学習が好きな子もいれば、紙で実際に手を動かして学びたい子もいます。お子さんにぴったりの学習スタイルを選んで、楽しみながら成長をサポートできるといいですよね!
え?
うちはどちらだっかのか?
2023年サービス開始の「タッチ」はうちの子の時にはまだありませんでした。従来型一択でしたが、小学生に上がるまで、とってもお世話になりましたよ!
幼児学習利用者No1の「こどもちゃれんじ」は、本当によく考えられた教材だと思います。興味がある方は、まずは資料請求してみてくださいね。
【こどもちゃれんじ】公式HPでは、タッチの教材を体験することもできます。
我が家のこどもちゃれんじ体験談はこちらでも紹介しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。
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