親族や友人の結婚式にお呼ばれするのは、とても嬉しいですよね。結婚式は笑顔がいっぱいで、幸せをお裾分けしてもらっている気分になります。
そんな幸せな結婚式ですが、「赤ちゃんや小さな子どもと一緒に出席する」場合、気をつけたいポイントやマナーがいくつかあります。
私も何度か我が子を連れて結婚式に参列しましたが、「こうしておけばよかった!」と思うことが、いくつかありました。
そんな私の実体験を通して、赤ちゃんや小さな子どもと一緒に、結婚式へ行く時のポイントをご紹介します。
・結婚式に赤ちゃんは連れていっていいの?
・どんな点を気をつけたらいいの?
・リングボーイ、フラワーガールを頼まれたら?
・持って行くべきおすすめアイテムは?
・子ども分のご祝儀はどうするの?
・ファッションはどうする?
など、お悩みの方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
新郎新婦にとって特別な1日なので、できるだけ迷惑かけないように祝福したいですよね!
みんながハッピーで、楽しい結婚式になりますように!
赤ちゃん・子どもを連れて行く際のマナー
結婚式に赤ちゃんや子どもを連れて行く際は、いくつかのマナーを守ることが大切です。
まず、事前に主催者(新郎新婦)に赤ちゃんや子どもが出席可能かを確認することが最優先です。人それぞれで考えは違うと思いますが、私の場合は下記のように確認しています。
招待状に赤ちゃん・子どもの名前がない場合
赤ちゃんや子どもの名前が招待状にない場合は、「連れて行かない」というのが原則だと思います。
ただ、諸事情により赤ちゃんや子どもの預け先がない場合もあります。
私の場合は夫の単身赴任が多く、また親が高齢だということもあり、結婚式に呼ばれた場合は、子どもを連れて行く必要があります。
仲のよい友人は私の事情を知っていて、子どもの名前を書いてくれる場合が多いのですが、ない場合もありました。(ちなみになかったのは親族でした)
その際は、本人に連絡をして事情を話し、子どもを連れて行っても良いか確認したところ快くOKしてもらいました。
まあ、相手としては断ることも難しいと思いますが、、、
先方に感謝しつつ、子ども連れ結婚式の準備をしました。
招待状に赤ちゃん・子どもの名前がある場合
赤ちゃんや子どもの名前が書かれている場合は、ありがたく連れていきましょう!
ただ、赤ちゃんを連れていくことで、ママやパパがかなり負担になる場合や、激しく泣くことが予想される場合は、預け先を検討し「連れて行かない」という選択肢もあります。
その場合も、新郎新婦に連れて行かない旨をしっかり伝えることが重要だと思います。
また、連れて行く場合も返信のハガキなどに「当日子どもが迷惑かけるかもしれないけど、親子で楽しみにしています!」など一言添えることをおすすめします。
事前に伝えておきたいこと、確認しておくこと
子どもが出席するにあたり、下記のことを伝えて、確認しておくと先方も助かります。
・食事の必要性(大人の取り分けで大丈夫そうであれば、不要の旨を伝えるなど)
・離乳食を持ち込み可能か
・外に出やすい席にしてもらう(泣き出したらすぐ出られるように)
私が出席した結婚式では、大抵の場合「離乳食の持ち込みは可」「子ども向けの食事あり」という感じでしたが、新郎新婦に一度確認しておくと安心です。
私の失敗談でもご紹介しますが、席は目立つ位置のテーブルは避けてもらい、
外に出やすい位置にしてもらえると安心です。
その他の確認事項としては
・授乳室やおむつ替えの場所があるか
・着替えの場所があるか
結婚式場やホテルだと、かなりの確率でこれらのスペースはあります。ただ、レストランウェディングなどの場合はない場合もあるので、会場に直接問い合わせてみると良いと思います。
リングボーイ・ガールやフラワーガール・ボーイを頼まれたら?
友人や親族の結婚式に子連れで参列すると、リングを運ぶリングボーイ・ガールや、花びらをまくフラワーガール・ボーイを頼まれることもあります。
「うちの子、できるかしら?」
と不安になることもありますが、その場に行くと割とちゃんとやってくれます(笑)
泣いてしまったり、うまくできなくても、周りの方々は微笑ましく見守ってくれますよ!
良い思い出になるので、依頼を受けたらぜひやってみてください!
その際に、新郎新婦と相談しておきたいのは子どもの服装です。
晴れ舞台なので、男の子ならスーツ風の服を着たり、女の子なら可愛らしいワンピースなどがおすすめです。
新郎新婦とのコーディネートもあるので、「子供の服、どんな色がいい?」と聞いてみるのがおすすめです。
うちの子がフラワーガールをやらせてもらった時は、桜の時期だったので「ピンク系がいいかなー」と言われ、ピンクのワンピースを着せました。
結婚式に持っていくべきおすすめアイテムは?
赤ちゃんと一緒に結婚式に出席する際は、持ち物の準備が鍵となります。
基本的にはいつものお出かけセットとなりますが
などです。(月齢、年齢にもよります)
おもちゃは、飽きてしまった場合に使いますが、音の出るものやゲーム機は避けた方がよいと思います。
ある程度大きくなると、飽きてしまった時にはゲームが最も効果があるのですが、ちょっと印象がよくないと思います、、、。
ただ、騒ぐくらいだったらゲームや動画に集中してもらいましょう!
その場合、スマホゲームだと大人が写真を撮れなくなってしまうので、カメラを別にもっていくか、ゲーム機を他にもっていくなど、検討しましょう。
子どもにとっても非日常感があるのか、あまり騒がず、いろんな人にかまってもらいながら、楽しそうに過ごしていましたよ!
ベビーカーは寝てしまった時にベッド代わりになるので、ぜひ持っていきましょう!
緊張感もあって結構疲れるので、寝ちゃう子も多いと思います!
子ども分のご祝儀は?
結婚式に出席する際に気になるご祝儀ですが、
<友人の場合>
1人:3万円
夫婦(家族):5万円
<兄弟などの親族>
1人:5万円
夫婦(家族):5〜10万円
という金額が一般的だと思います。
では、赤ちゃんや子ども連れの場合はどうするのでしょうか?
というのが一般的なようです。子ども分の食事代、席代をプラスするイメージです。
私は5千円プラスして、ひとつのご祝儀袋にいれました。
ベビーベッドなどを準備してくれる場合は、赤ちゃんの場合でもお礼の気持ちをこめて金額をプラスするといいかも!
プレゼントを贈るケースもあるようですが、新郎新婦の荷物になったりもするので、ご祝儀にプラスする方が喜ばれると思います!
ママの結婚式ファッション
結婚式に出席する際のママの服装は、エレガントでありながらも実用性が求められます。
赤ちゃんと一緒の場合、授乳がしやすいデザインのワンピースやセットアップがおすすめです。
また、動きやすさも重要なポイントです。あまりタイトな服や短いスカートだと動きづらいため、ふんわり感のある服か、パンツと合わせるのがおすすめです。
また、長時間の抱っこや移動を考慮して、疲れにくい靴を選びましょう。
アクセサリーも、赤ちゃんが引っ張りにくいデザインや、軽くて安全なものを選ぶと良いです。
年齢別おすすめの赤ちゃんの服装
赤ちゃんやこどもの服装は悩みますが、年齢に応じて、結婚式に適した服装を選べるといいですね!
0歳向け
この年齢では、赤ちゃんが快適に過ごせるシンプルで柔らかなロンパースやベビードレスが最適です。帽子やヘアバンドをプラスすることで、フォーマル感が増しますよ。
1歳向け
歩けるようになってくる1歳児には、動きやすさを重視した服や、おむつ替えのしやすい服が便利です。まだ、昼寝もよくするので、柔らかい素材がおすすめです!
2歳向け
活発に動き回る2歳頃、女の子はプリンセスに憧れたりしますよね!この時期は、着やすいフォーマルな服装が最適です。靴は柔らかい素材を選び、長時間履いても快適に過ごせるものを選びましょう。
3歳向け
この頃になると、自分で着替えができるようになってきます。見た目も素敵なデザインを選び、親子でお揃いコーデを楽しむのも素敵です。
経験談・失敗談から学ぶ
うれしいことに、子どもが小さい時に多くの結婚式に参加させてもらいました。ちょうど友人や親族の結婚ラッシュだったのかもしれません。
その中から、こうしておけば良かった!と思ったことをご紹介します。
友人席でかなり目立つ位置のテーブルに(汗)
友人の結婚式で、友人達が座るテーブルになりましたが、新郎新婦近くのかなり目立つ位置になりました。
子どもが、静かにしている間は良かったのですが、手持ち無沙汰になってくると、テーブルの上のものに手が伸びていって、静止するので精一杯(汗)
ど真ん中に近い席で、こどもを気分転換に外に連れ出すのも、目立ってしまいました。
対策!
席は前列でも良いので、中央ではなく壁に近いなど、席を外しやすい席にしてもらう。
※親族だと大体後ろの席なのであまり心配いりません。また親族のおじちゃんおばちゃんが大抵相手してくれます。(おじさんに抱っこされてギャン泣きしたこともありますが💦)
久しぶりのヒールに足が痛くなる
ワンピースにヒールというスタイルで参列した結婚式。親族だったのでお式から参加し、神式で境内をかなり長く歩いて移動しました。
子育て中、ほとんどスニーカーやぺったんこの靴を履いていた私は、子育て前に履いていた低めのヒールを選びましたが、時間が経つにつれだんだん足が痛くなってきました、、、。
「低めだから大丈夫!」と思ってましたが、思っていた以上に足が慣れていなくて、1日ずーーーっと痛いままでした(涙)
ヒールを日々履いていない人は、注意です!
対策!
私の場合、足の甲が大きく開いている靴は痛くなりやすいため、次からはブーツや甲が深い革靴を履いていくことにしました。
ストールが邪魔
寒さ対策や、華やかさを出すためにストールを巻いていきました。
ところが、子どもの頻繁な抱っこや、子どもがテーブル下に潜ろうとするのを静止したりする時に、かなり邪魔でした、、、。
華やかでいいんですけどね。抱っこが多い時期はストールよりも腕が通せるボレロや上着の方がいいかも。
床についたり、ずるずる落ちたり、、、。失敗でした!
対策!
抱っこが多い時期は、ストールよりもボレロや羽織物がおすすめ!
子ども用の料理を全然食べない、、、
少し大きくなってから連れていった結婚式。
せっかく準備してくれた子ども用のお料理を全然食べてくれない時がありました。
大人のお皿から好きそうなものをあげても、普段は食べるものでも食べない。でもお腹は空くので、ご機嫌斜めに。
そんな時、大好きなおやつがあると安心です。(食べ物の持ち込みは、事前に確認しましょう。こどものおやつは大抵OKしてくれます。)
普段とは違う環境なので、何があるかわからない結婚式。おやつを持参するのがおすすめです。
パクッと食べれる、一口サイズのお菓子がおすすめです。
対策!
子どもが大好きなおやつも持っていこう!
まとめ
華やかな結婚式にお呼ばれするのはとってもうれしいことですよね。
子ども達が参加すると、空間が明るくなったり、会話のネタになったりいいことがたくさんあります。
ただ、あくまで主役は「新郎新婦」なので、式が滞りなく穏やかに行われるように事前に準備できるといいですよね。
ママやパパにとっても、子どもと一緒の参列はとってもいい思い出になりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。
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