「子育て中のインテリアってどうしたらいい?」
「壁紙どうしよう?」
「赤ちゃんにいいものって?」
子育て中のインテリアの悩みについて、「素材」を切り口に、現役インテリアデザイナーとして、おすすめの製品をご紹介します。今回は「機能性壁紙」です。
壁紙のリフォームをする
こどもが生まれたことをきっかけに、お部屋をリフォームしたり、手狭になってお引っ越しされたりすることも多いですよね。最近は中古マンション物件を自分好みにリフォームされる方も多くなってきました。
お部屋のリフォームでは、床、壁、天井をどんな素材にするかを決めるところから始まると思いますが、今回は「壁紙」についてご紹介したいと思います。
子育て中は、様々なハプニングが家庭内で発生します。
・落書き・・・こどもによる落書き ・衝突による傷・・・おもちゃの車や椅子などがぶつかる ・飛び散り・・・離乳食などでのご機嫌で、飛び散ります。
基本的には「汚れる」「傷つく」ということなのですが、大人だけでくらいしている時とは度合いが違います。
そこで、リフォームの選択肢としてオススメしたいのが、機能性壁紙です。壁紙自体は建材としては高価なものではなく、特に最近は機能性、意匠性がとても高く、選ぶのもとても楽しいです。その中でも「こどもとの暮らし」という観点での、機能性壁紙についておすすめをまとめてみました。
一度貼った壁紙は、なかなか張り替えません。
できるだけ長く、清潔さを保ちたいですね!
子育て中におすすめ!機能性壁紙の種類
機能性壁紙もたくさん種類がありますが、子育て中におすすめしたいのは、大きく分けて下の2つです。
・とにかく汚れが落ちやすい「フィルム汚れ防止壁紙」
・家族をまもりたい、抗ウィルス、抗アレル壁紙
色々あって迷ってしまいますので、2つのみ推します!
とにかく汚れが落ちやすい「フィルム汚れ防止壁紙」
お部屋が汚れないようにするのは、ほぼ不可能な子育て期間。ならば、汚れたら掃除がしやすい壁紙を選んでみてはいかがでしょうか。
大手メーカーのサンゲツの「フィルム汚れ防止壁紙」は汚れがつきにくく、抗菌性、対薬品性にも優れているため、汚れてもお掃除が簡単です。
その他にも匂いをバリアする「防臭効果」があったり、抗菌機能もあったりしますので子育て中も安心です。「エバール」というフィルムがラミネートされていることが多いようです。
フィルム汚れ防止壁紙 (サンゲツ)
https://www.sangetsu.co.jp/style/wall_choose01.html#choose01
抗菌・汚れ防止機能付き壁紙 (ルノン)←図解がわかりやすいです。
https://ssl.runon.co.jp/antifouling/
機能性壁紙ページ (東リ)
https://www.toli.co.jp/product_wall/sumai100/function/
家族をまもりたい、抗ウィルス、抗アレル壁紙
コロナを経験して、建材業界も「抗ウィルス」の製品がとても増えてきました。またアレルギーへの対策がとられているものあります。アレルギーのある方は、その症状を少しでも改善したいと思いますよね。各メーカーでも、多彩な商品が発売されており、下記のようなものがあります。
抗ウィルス壁紙・抗アレル壁紙 (サンゲツ)
https://www.sangetsu.co.jp/style/wall_choose03.html#choose04
機能性壁紙ページ (東リ)
https://www.toli.co.jp/product_wall/sumai100/function/
自然素材の壁材もありますが、今回は「壁紙」という切り口でおすすめの製品のご紹介です。
インテリアはシンプルに。+アルファで楽しもう!
壁紙の種類が決まると、色は?柄は?と考えることがたくさんあります。
私のオススメとしては
「大きな面は極力シンプルに」
です。
床、壁、天井と空間の大部分を占める部分については、極力シンプルいしておくことをお勧めします。特に子育て中は、こどもの絵や写真、プリント関係、季節の行事の飾りなど、飾りたくなるアイテムがたくさん出てきますので、スッキリさせておくことの方が難しいです。
ただ、赤ちゃん期などは若干殺風景に見えてしまったりすることもあると思いますので、その際のおすすめは、
「ウォールステッカー」
です。
貼って剥がせますし、成長と共に変更できるところが魅力です。
壁紙自体は、機能性壁紙でシンプルにしておき、ステッカーや季節の飾りなどで空間を飾ることをお勧めします。
まとめ
機能性壁紙は、色々な種類が出されており悩ましいですが、子育て中は
・汚れを落としやすい
・ウィルスやアレルギーを抑制する
の2点に絞ってみてもよいのではないでしょうか。
他メーカーも多数商品がありますので、近々まとめて見ようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。
コメント