子供が乗ったり座ったりできる「こども用キャリーケース」は買うべきか?
実際に購入した私の答えは「イエス!」です。
私にとって「乗れるこども用キャリーケース」は、幼児期の子連れ旅行にとっても役に立ちました。
我が家が購入したのは「トランキ」
どんなシーンで役に立ったのか?
なぜトランキを購入したのか?
また、トランキ以外の「乗れるこども用キャリーケース」もご紹介します。
購入のきっかけは?
「乗れるこども用キャリーケース」を買うきっかけは、子供と2人で海外旅行に行くことになったからです。
正確に言うと、旅行自体は親子3人だったのですが、日程の関係上、行きも帰りも子供と私の2人での移動となりました。
当時5歳。そしてフライトはなんと約12時間!
荷物は多いし、時間は長いし、不安がよぎりますよね、、、。
実は海外旅行に子供と2人で行くのは、これが初めてではなく、2歳の時にお隣の国へ遊びに行っているのですが、その時フライトは約3.5時間。
小さい方が大変なんじゃないの?と思われる方もいると思いますが、2歳児はまだ体重も軽く、ぐずったら抱っこもできますし、昼寝もするので、旅行自体がスローペース。
2人でもとっても楽しく行ってこられました。
しかし、今度は5歳。抱っこはもう無理です、、、。ベビーカーすら体重オーバーです。
海外旅行の移動は、空港内やその他の交通機関でも待ち時間が結構多く、退屈しますし、すぐ疲れてしまいます。
そこで、
という要件を満たせる「乗れるこども用キャリーケース」の購入することにしました。
「トランキ」を選んだ理由
なぜトランキを選んだか?
大きなポイントとなったのは下記の2つ
・大人が持つことを想定して軽量なもの
・機内に持ち込める
詳しくご説明しましょう。
大人が持つことを想定して軽量なもの
海外旅行ということで、荷物が多いです。持って行ったのは、
・大型スーツケース1個(機内に預ける)
・大人用リュック(手荷物)
・トランキ(手荷物)
ある程度長い旅行だったので、2人分の洋服を入れる為に大型スーツケースが必要でした。また私はすぐ取り出せるバックとしてリュックを背負います。
ここで、こども用のキャリーケースのサイズが重要になってきます。
電車の乗り降りや、車の乗り降りの際に、子供に「自分のキャリーを持って!」と言っても、まだ難しい年齢で、しかも場所によっては危なくて持たせることもできません。つまり、私が持つ必要があります。
大型のスーツケースがある為、こどものキャリーケースが重くては、今度は私が危ないです、、、。
また子供と手を繋ぐ為に、片方の手は空けておく必要があり、肩掛けできるか、大型スーツケースに乗せられる必要がありました。
ということで、「軽量」であること、「肩掛けできる」ことはとても重要なポイントとなりました。
機内に持ち込める
「乗れるこども用キャリーケース」をどんなシーンで使うのか?と想像した時に、空港内と機内だろうと想定しました。
空港内は、ゲート前もゲート通過後もあります。そして機内で遊べるグッズを入れておきたい為、機内持ち込み可のサイズであることを優先しました。
あまり容量大きくはないのですが、結果的には、「機内持ち込み可」のサイズであったことに、かなりメリットを感じました。
役に立ったシーン
では、トランキがあって本当に良かったなぁと思ったシーンをご紹介します。
空港での移動
空港内はとても広いです。チェックインカウンターまでの移動、買い物、手荷物検査、出国審査、搭乗ゲートまでの移動、、、。大人でも疲れますよね。
そんな時こそ、「乗れるこども用キャリーケース」の出番です。
空港はキャリーケースを想定して、キャスターが転がり易い床になっているので、トランキも快調に滑ってくれます。
空港の床だと、大人が引っ張ってもそれほど重くもなく、子供が自分で足で蹴って進んだり、私が引っ張ったり、とにかく移動を楽しんでいました!
トランキに乗って移動する我が子を見ていた他の子供達からも「いいなぁ」と言われ、
本人もご満悦だったようです(笑)
「疲れた〜、抱っこ〜」とならない、、、。まさに!期待していた効果が発揮されたと言っていいでしょう!
出入国審査待ち
出入国審査でも活躍しました。審査までに長蛇の列ができており、並んでいると疲れてしまいます。5歳児は、動画を見ながら暇を潰すことはできますが、ずっと立っているのは疲れます。(大人でも)
そこで便利だったのは簡易の椅子としてのトランキです。サイズも小さいので他の方の邪魔にもなりませんし、転がりながら、進むことができました。
この時は、外国人の子供が羨ましそうに見ており、ちょっと座らせてあげたら、とっても喜んでいました。
子供達は言葉も通じないのに何やら話をしたりしていて、良い国際交流ができました!
飛行機内
機内でも便利でした。トランキは前方の椅子の下に入るサイズで、とてもコンパクトです。子供用のおもちゃなどを入れたので、頭上の収納にはしまわず、足元においておきました。
中身はiPadやヘッドフォン、お絵かき道具、携帯用まくら、小さいレゴなど、子供が好きなものを詰めこんでおきました。必要な物を自分で出し入れして遊んでいました。
また、これは想定外の利用法だったのですが、足元においておくと、こどもの足置きにもなり、ブランケットをトランキの上にのせると、居心地が良さそうでした。
様々な場所での待ち時間
旅行では、空港以外でもちょっとした待ち時間が多々あり、タクシーを待ったり、ホテルのチェックインに並んだり、2人だとどうしても「あっちでパパと遊んでて!」と言えないので、側で待っていてもらう時に、子供が座っていられるのでとても役に立ちました!
使用する際の注意点
使用してみて気がついた注意点がいくつかありますので、お伝えしておきます。
・駅では使わない。
電車のホームで使うのは、とにかく危ないです。転がります。「座っているだけよ!」と言っても、ゆらゆらしたり、危険を感じました。
また駅のコンコースは人が多く、衝突したりする可能性があり、使用を控えた方が良いと思います。
・こども同士ではひっぱり合わない。
外国の子供さんと飛行機を降りた後も再会し、少しお話をしている際に、子供達が片方が乗り、片方が紐で引いて遊んでいました。
空港ロビーはツルツルの床で滑りがとっても良く、楽しそうでしたが、滑りすぎて危うく子供がふっとびそうになっていました、、、。子供同士だと加減がわからないため、とても危ないです。
危うく国際問題になるところでした(汗)
使い方や、場所は注意しないといけませんが、トランキは本当に便利で、海外旅行に限らず、飛行機で移動する際には常に持って行くようになりました!
タイプ別 おすすめキャリー3選
我が家が購入したトランキの他にも、「乗れるこども用キャリーケース」はいくつかあります。
それぞれ特徴がありますので、ご紹介します。
Trunki トランキ
機内持ち込み可能!軽量・コンパクト・リーズナブルなトランキ!
<仕様概要>
Trunki | |
重さ | 1.7kg |
容量 | 18L |
耐荷重 | 50kg |
対象年齢 | 3 – 6歳まで |
サイズ(cm) | W46 x D21 x H31 |
機内持ち込み | 可能 |
2006年の発売以来、累計180万個を販売!
世界97ヵ国で愛されている軽量で丈夫な子供用スーツケースです。 機内持ち込みができ、容量約18リットル。
本体重量が1.7kgとかなり軽いです。中身次第ではありますが、子供のおもちゃやヘッドフォン、iPadなどを詰め込んでも、ひょいっと持ち上げられます。
キャリーを引くためのストラップは、引っ掛けるところを変えると、肩掛け用の紐にもなり、転がせない場所で持つにも便利です。
ゲートを通ってから出入国審査など待つ間も利用したいので、機内に持ち込めるサイズであることも大きな魅力。我が家では、子供が機内で使うグッズを入れています。
イギリス発で、カラーもたくさんあって、こどもじゃなくても連れて歩きたくなります!
我が家の海外旅行の相棒として、大活躍のトランキです!!
NORICCO
短い旅行ならこれ一つ!大容量のL字型キャリーケース
<仕様概要>
スタンダード形状 | カータイプ形状 | |
重さ | 4.0kg | 3.2kg |
容量 | 65L | 60L |
耐荷重 | 50kg | 80kg |
対象年齢 | 3-12歳まで | 3-12歳まで |
サイズ(cm) | W58 x D25 x H59 | W61x D34 x H52 |
機内持ち込み | 不可 | 不可 |
テレビなどでも紹介され大人気のNORICCO。カラーリングやデザインも豊富で、荷物が入る容量もスタンダーで65L、カータイプで60Lと、短期の旅行なら、これひとつで収まりますね!
残念ながら、機内には持ち込みできないサイズなので、空港ゲート内で使えないのは残念ですが、家からの移動、ホテルまでの利用で、重宝しそうです!
購入した皆さんのコメントも高評価のものが多いです。
カータイプは耐荷重も80kgとなっているので、疲れた時はママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんも座れちゃいます!
座るところにクッションが付いているプレミアムシート付きもあります。
JETKIDS
機内でベッドにもなるプレミアムなキャリーケース
<仕様概要>
JETKIDS | |
重さ | 3.0kg |
容量 | 20L |
耐荷重 | 35kg |
対象年齢 | 24-84ヶ月まで |
サイズ(cm) | W46 x D20 x H36 |
機内持ち込み | 可能 |
エコノミークラスをファーストクラスにするストッケのジェットキッズ(JETKIDS)です。
トランキ同様、機内持ち込み可能で、前の席の下に収まります。また最大の特徴である、座席をフラットにできるフットレスト機能。とっても魅力的です。
さすがのストッケ。デザインも洗練されていて素敵。トランキを購入するか、ジェットキッズを購入するか最後まで迷いました。
最終的にトランキにした理由は、ジェットキッズは重量が3kg。ベットにする機能の分、重量が重くなります。ワンオペ旅行のため、少しでも軽いものを、とトランキの購入を決めました。
ジェットキッズに関して、もうひとつ気をつけたいことは、フットレスト機能を航空機内で利用しても良いかは、航空会社に確認を取る必要があります。
私はJALとコードシェアしている海外の航空会社を利用しましたが、念の為確認したところ「他の人の避難に影響の出ない窓際のみ利用可。ただし、最終判断はクルーの判断となります。」とのことだったので、使えない可能性もあり得るということでした。
ジェットキッズのフットレストを使う場合は、航空会社の見解や、席の位置など確認してくださいね。
まとめ
こども連れの旅行に大活躍する、「乗れるこども用キャリーケース」
旅行は楽しいけれど、子供は元気にしていても突然電池が切れたように疲れてしまいます。
そんな時、座って移動できる「乗れるキャリー」は本当にパパママの味方になってくれます。私の経験では待ち時間の多い空港のゲート内はとっても役に立ちました。
購入にあたっては、
「機内に持ち込みたいか?」
「容量が大きい方がいいか?」
をポイントに選んでみてはいかがでしょうか。
楽しく、気分も軽く、安全に子供達との旅行を楽しみたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。
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